米銀モルガン・スタンレーは、2011-16年に証券部門の税務申告に誤りがあったことに関連し、7000万ドル(約79億円)の税負担が発生したことを明らかにした。

  米証券取引委員会(SEC)に27日提出された年次報告書によれば、今回の費用の引き当てに伴い16年の報酬以外の経費も7000万ドル増える。顧客による税の過少納付の解決に向けて米内国歳入庁(IRS)との協議が「進展」しており、税を払い過ぎた可能性のある顧客にはその旨を通知し、返金すると同行は説明した。

  モルガン・スタンレーはまた、05-12年の債券・商品デリバティブ(金融派生商品)取引に関連し、オーストリアのザルツブルク州が16年に同行を相手取り起こした訴訟の結果、約2億900万ユーロ(約 249億円)の損失を被る可能性があることも公表した。この種の契約を締結する能力も権限もなかったと主張するザルツブルク州と同行は争っている。

原題:Morgan Stanley Takes $70 Million Charge for Tax-Reporting Error(抜粋)

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