27日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が小じっかりとなり、1バレル当たり54ドル付近で引けた。石油輸出国機構(OPEC)が減産合意を実行している兆候が増える一方で、米在庫は過去最高に積み上がったとの見方がアナリストらの間で広がっている。

  IAFアドバイザーズ(ヒューストン)の調査ディレクター、カイル・クーパー氏は「相場が長期にわたって堅調なのはOPECへの熱狂が理由だ」と指摘。「減産が在庫に影響を与えるかどうか、明らかになるのはこれからだ」と続けた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は前営業日比6セント(0.11%)高い1バレル=54.05ドルで終了。1年前からは65%の値上がり。ロンドンICEの北海ブレント4月限は6セント下げて55.93ドル。4月限は28日に最終取引を迎える。

原題:Oil Closes Near $54 as U.S. Supplies Dim Confidence in OPEC Cuts(抜粋)

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