米ダラス連銀のカプラン総裁は、金融当局は「早め」に利上げするべきだとあらためて表明した。また市場の期待に過剰な注意を払うべきではないとの認識を示した。

  総裁は27日、オクラホマ州ノーマンでの講演後、記者団に対し「市場で起きていることを認識してはおきたいが、深読みや過剰反応はしたくない」とし、「市場での確率は非常に急速に変わり得る」と続けた。

  フェデラルファンド(FF)金利先物市場に織り込まれた3月の利上げ確率は、27日には50%に上昇。つい5日前には34%だった。

  カプラン総裁はまた、金融当局は「早めに」動くことが望ましいとしたが、具体的に3月の利上げを呼びかけるには至らなかった。総裁はインフレの面で「当局が後手に回るような状況にならないよう警戒したい」と述べた。

  このほか、1回の利上げが「緩やかに、かつ辛抱強く」金利を引き上げる計画の変更を意味することはないと、投資家にシグナルを送るための伝達手段は当局に複数あると述べた。

  米経済については、2017年の成長率は2.25%になると予想した。

原題:Fed’s Kaplan Says FOMC Shouldn’t Overread Market Expectations(抜粋)

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