1月の米中古住宅販売成約指数は前月比で予想外に低下し、1年ぶりの低水準となった。住宅ローン金利や価格の上昇、在庫が限られていることが背景。全米不動産協会(NAR)が27日発表した。

  中古住宅販売成約指数は前月比2.8%低下し、1年ぶり低水準の106.4。昨年5月以来の大幅なマイナスとなった。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は0.6%上昇だった。前月は0.8%上昇(速報値1.6%上昇)に下方修正された。

  1月は前年比では季節調整前ベースで2.7%上昇。

  NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「先月は著しい在庫不足に加え、住宅価格や住宅ローン金利の上昇による値ごろ感の悪化で、潜在的な買い手の多くが購入を見送っていた」と発表文で指摘。「先月の指数低下は市場動向が今後数カ月は不安定になる可能性が高いことを示唆している。買い手は自らの価格レンジで乏しい在庫を奪い合っている」と述べた。

  地域別では4地域のうち2地域で指数が低下。西部では9.8%低下し、2014年6月以来の低水準となった。中西部は5%下げて、14年4月以来の低い水準。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Pending Purchases of U.S. Existing Homes Unexpectedly Decline(抜粋)

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