メキシコのグアハルド経済相は米国がメキシコからの輸入品に対する関税あるいは割当制の導入に固執するなら、メキシコは北米自由貿易協定(NAFTA)見直しの協議を打ち切ると述べ、米国との交渉においてはこれまで以上に強気の姿勢で臨むことを明らかにした。

  グアハルド経済相はインタビューで、「『自動車に20%の関税を課す』と米国が表明した瞬間に私は席を立つ。それで終わりだ」と話した。

  これはメキシコがNAFTA廃止を模索しているという意味ではないと、経済相は強調。ただし、トランプ米大統領が長期にわたって公言してきたような関税については協議することすら拒否すると言明することで、メキシコは米国の交渉担当者らへの圧力を強め、発足から23年がたつNAFTAを本気で離脱できるか迫っている。

  メキシコ当局者らはこれまで、6月の公式協議開始を見込んでいると述べている。失敗に終わっても「決定的な危機というわけではない」と同経済相は語った。

原題:Mexico Warns U.S. It’ll Cut Off Nafta Talks If Tariffs Proposed(抜粋)

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