イタリア2位の銀行インテーザ・サンパオロは、同国のゼネラリ保険との合併構想を断念した。カルロ・メッシーナ最高経営責任者(CEO)は、ゼネラリとの合併が十分な価値を生み出さないと判断した。これを受けて、インテーザ株が上昇した。

  インテーザは24日付の発表文で、バンカシュアランス(銀行での保険販売)モデルの下でゼネラリと合併する可能性を検討したが、今後は株主価値の創出や分配の改善に注力する方針だと説明した。27日のミラン市場でインテーザ株は一時6.4%上昇した一方、ゼネラリ株は6.3%安まで売り込まれた。

  バンカシュアランスはこれまで総じて低調な結果しか残せていない。顕著な失敗例は、ドイツの保険会社アリアンツが2001年にドレスナー銀行を230億ユーロ(約2兆7300億円)で買収したものだ。ドレスナーの投資銀行部門の損失がアリアンツの財務安定を脅かしたことを受け、アリアンツは買収額を下回る価格でありながらコメルツ銀行に売却した。

原題:Intesa Rises After Rejecting Bancassurance Union With Generali(抜粋)

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