英政府は、メイ首相に欧州連合(EU)離脱通告の権限を認める法案の今週の上院審議で修正が加えられる場合に備えて、下院の再審議で変更を取り消す時間の確保を目指している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  メイ首相とそのチームは上院が審議の過程で修正を加えないよう求めている。3月末までにリスボン条約50条を発動し、正式な離脱プロセスを開始する計画であり、それに間に合うよう法案を議会が承認する必要がある。

  しかし上院保守党内では、労働党と自由民主党の野党議員に合流し、メイ首相に造反しようと準備する議員の数が増えており、法案が修正されればメイ首相は変更を取り消すために下院の採決を再度求めざるを得ない。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、メイ首相のチームは上院での法案修正と下院再審議による修正取り消しを想定し、3月13日の週の採決に備えるよう保守党議員らに指示したという。

原題:U.K.’s May Said to Be Ready for Lords to Rewrite Brexit Bill(抜粋)

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