世界有数の銅投資家デービッド・リリー氏は、銅の供給不足が拡大すると予想している。

  RKキャピタル・マネジメントの共同創業者で、30年にわたって金属業界に携わっているリリー氏は上海で銅業界幹部らに対し、今年から銅山の生産に支障が出る割合が高まるため、2020年にかけて供給は需要を下回るとの見通しを示した。

  リリー氏はレッド・カイト・プロスペクト・ファンドのポートフォリオマネジャーとして講演。世界の人口増加に伴い銅の新規需要が拡大する一方、新規銅山の開発には依然として多額の資金がかかり、鉱山会社にとってリスクが高いと指摘した。レッド・カイト・グループの他の資産運用者は異なる見方をしているかもしれないが、同氏は中国の銅需要は今年3.5%、来年3%それぞれ増加するとみていると述べた。

  リリー氏は「個人的にはこれらの数字は保守的で、中国の需要はより高い伸びを示す可能性があると思う」と語った。同氏はマイケル・ファーマー、オスカー・ルノウスキー両氏と共に金属に重点を置く初のヘッジファンドであるレッド・カイトを04年に創業した。同グループの運用資産は20億ドル(約2200億円)を超える。

原題:Metals Fund Manager Lilley Backs Bullish Case for Copper Market(抜粋)

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