米共和党の議会指導者が支持するオバマケア(医療保険改革法)の撤回と代替により、一部の国民が健康保険を受けられなくなる可能性がある。ワシントンで25日開かれた州知事の会合で明らかになった。

  個人保険市場を通じて保障される人数は、オバマケア下のメディケイド(低所得者向け医療保険制度)が拡大されない前提だと最大で51%減ることになる。拡大される前提でも30%の減少が見込まれる。ブルームバーグが入手した会合資料により明らかになった。代替により資金源の規模や適用対象者の削減につながる可能性がある。同会合は非公開で行われた。

  ワシントン州のインズリー知事(民主党)は「何万もの人が保険を受けられなくなるだろう。とても気掛かりな説明だった」と会合後に述べた。同知事は共和党による撤回案を批判している。

  共和党は数年にわたりオバマケアの撤回を訴えており、トランプ氏の大統領当選により実現に向けめどが付いた。同法により2000万人が健康保険を手にすることで州政府全体のコストは毎年何十億ドルにも上っており、共和党は代替案の策定を迫られている。

  ABCが26日放送した番組で、ホワイトハウスのサンダース報道官は、トランプ大統領によるオバマケアの代替により保険を受けられなくなる人が出ないと保証できるかと聞かれ、そう願っていると述べた。

原題:Coverage May Decline With Obamacare Repeal, Governors Told (1)(抜粋)

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