ピンポン練習用のロボット開発で支援を求めたアレックス・チャンさんが向かったのは米西海岸のシリコンバレーではなかった。香港に近いかつての漁村、深圳だ。

  中国版シリコンバレーとも言える深圳では現在、約1000ものアクセラレーターが活動している。新興企業を初期段階で投資し支援するアクセラレーターは、極めて多くの工場が近くにある深圳に引き付けられている。そうした工場で、あらゆる種類の機器や装置を大量生産することが可能だ。

深圳のテンセント・ホールディングス(騰訊)ビル
深圳のテンセント・ホールディングス(騰訊)ビル
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  アクセラレーターの1社、ハックスのマネジングディレクター、ダンカン・ターナー氏は、「ここはハードウエアの首都だ。あらゆる供給業者がある。製造業者と極めて重要なエンジニアリングの専門知識の双方がそろった生態系ができている」と述べた。

  1100万人余りの人口を抱える深圳には、華為技術やテンセント・ホールディングス(騰訊)、それにドローンメーカーのDJIといったよく知られた中国のテクノロジー企業が本社を置いている。

  

原題:Why China’s Silicon Valley Is a Magnet for Tech Millennials(抜粋)

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