24日の米国債相場は大幅高、週間でも上昇した。30年債利回りは3%を割り込んだ。欧州の国債上昇に連れ高となったほか、米財政政策への期待の後退が背景。

  利回りは各年限で4-6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下。9日には、税制改革案が今後「2、3週間」内に発表されるとのトランプ大統領の発言に反応し、利回りは大きく上昇していた。だが税制改革案は発表されておらず、バンク・オブ・アメリカ(BOA)のエコノミストらは24日、「今年は、財政面の刺激策は事実上ゼロ」と予想した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、30年債利回りは前日比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.95%。10年債利回りも6bp下げて2.31%。

  トランプ大統領は28日に議会演説を行う。TDセキュリティーズUSAのストラテジスト、プリヤ・ミスラ氏はリポートで、トランプ氏が演説で税制改革の法律制定に向けたスケジュールを示さなければ、「市場には失望が広がり、利回りはさらに幾分か下がる可能性がある」と記した。

原題:Treasuries Post Weekly Gains, Driving 30-Year Yields Below 3%(抜粋)

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