サウジアラビアは国営石油会社サウジアラムコの評価額について、2兆ドル(約225兆円)余りになるとの見通しを示していた。これは米アップルの時価総額を2倍にして、さらにグーグルの親会社アルファベットの時価総額を足したぐらいの額だ。

  だが、サウジはこれを大きく下回る評価額を受け入れざるを得ないかもしれない。

  業界幹部やアナリスト、投資家がブルームバーグに明らかにした分析(石油埋蔵量やさまざまな課税シナリオの下でのキャッシュフロー予想を基づく)によると、アラムコの評価額は2兆ドルの半分にとどまるか、最低では5分の1となる可能性が示唆されている。

  例えば、コンサルティング会社ウッド・マッケンジーは、アラムコの中核事業の評価額が大まかに見積もって4000億ドルとの見方を示した。同社のロンドンのシティにあるオフィスで今月開かれた私的な会合に出席した顧客が匿名を条件に明らかにした。ウッド・マッケンジーはコメントを控えた。

  アラムコの広報担当者は、うわさや臆測にはコメントしないと述べた。

原題:Saudi Arabia $2 Trillion Aramco Vision Runs Into Market Reality(抜粋)

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