アルファベットの自動運転車部門ウェイモは、自動運転車向けレーザーセンサー「LiDAR」の設計と製造に7年かかった。ウーバー・テクノロジーズはそれを9カ月でやり遂げたとされている。

  ウェイモは23日、ウーバーにそれができたのは、ウェイモの元従業員が設計と技術を盗んで新会社を設立したからだと主張し、ウーバーを提訴した。

  ウェイモは、ウーバーが昨年8月に買収した新興企業オットーの従業員数人が、グーグルの自動運転車プロジェクトから技術情報を盗んだと主張。サンフランシスコの連邦地裁に提出された訴状によると、アルファベットの技術の「計画的な盗用」により、オットーの従業員らは5億ドル(約560億円)余りを得たという。

  ウーバーの広報担当チェルシー・コーラ-氏は電子メールで「われわれはオットーとウーバーの従業員に対するこの申し立てを深刻に受け止めており、慎重にこの問題を検討する方針だ」とコメントした。

  訴状によると、ウェイモはベンダーから偶然に電子メールのコピーを受け取ったが、それにはウェイモの設計に「著しく似た」ウーバーのLiDARの回路基板の画像が添付されていた。

  訴状によれば、ウェイモの元マネジャー、アンソニー・レバンドウスキー氏は2015年12月、LiDARの回路基板の設計を含む1万4000余りの機密ファイルをダウンロードした。同氏はウェイモを16年1月に退社し、同年5月にオットーを設立した。

原題:Alphabet’s Waymo Alleges Uber Stole Self-Driving Secrets (2)(抜粋)

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