フランス大統領選挙の極右候補、ルペン国民戦線(FN)党首の最高顧問らはブラックロックやバークレイズ、UBSグループなどのストラテジストやアナリストと会って、経済プランやユーロ離脱計画を説明したことを明らかにした。

  ルペン氏の首席経済顧問ベルナール・モノ氏とビジネス顧問のミカエル・サラ氏はインタビューで、こうした会合を持つことは欧州の主流派政党ではよくあることだが、FNがアプローチを受けたのは初めてだとした上で、7カ月前から米欧の複数の金融機関からの要請で、パリやブリュッセル、ストラスブールでアナリストらと話し合ってきたと述べた。モノ氏は「ストラテジストらはルペン氏が次期仏大統領になる可能性があるとみて、デュー・ディリジェンス(適正評価)を進めている。われわれの計画の詳細な説明を求めている」と説明した。

  こうした会合が開かれたことは、金融アナリストがルペン氏の大統領就任の可能性を真剣に受け止めていることを示している。世論調査でルペン氏は4月23日の第1回投票については1年余り前からトップを維持しているが、5月7日の決選投票では敗れると予想されている。

  ルペン氏のシンクタンクを率いるモノ、サラ両氏はコンサルティング会社メドレー・アドバイザーズやチェックリスクとも接触したと語った。モノ氏は米年金基金と会合を持ったと述べたが、具体名は明らかにしなかった。

  バークレイズとUBS、メドレー・アドバイザーズはコメントを控えた。ブラックロックとチェックリスクは接触があったと認めた。

原題:Le Pen Aides Met UBS, BlackRock, Barclays to Talk Euro Exit (1)(抜粋)

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