23日の米国債市場では、5年債と30年債の利回り格差(イールドカーブ)が拡大。50年物や100年物の米国債発行という考えは検討する価値があるとのムニューチン米財務長官の発言に反応した。

  ムニューチン長官はこの日、経済専門局CNBCのインタビューで、金利が長期にわたって低い水準にとどまると見込まれることから、超長期債の発行を「真剣に検討すべき」だと語った。その上で、長官はスタッフに対して超長期債の発行についての調査を開始するよう指示したものの、具体的な内容については発表する段階にはないと話した。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時59現在、30年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.01%。5年債利回りは5bp下げて1.86%で、利回り格差はこの日最大に近い115bp。

  ムニューチン長官はこれまでに、年限に関しては「全てが検討対象だ」と述べているものの、アナリストの多くは超長期債発行が実現する可能性は低いとみている。

  この日実施された7年債入札(発行額280億ドル)では、最高落札利回りが2.197%となった。投資家の需要を測る指標の応札倍率は2.49倍だった。

原題:Mnuchin’s Ultra-Long Bond Chatter Sends Treasuries Curve Steeper(抜粋)

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