英銀バークレイズの2016年10ー12月(第4四半期)利益はアナリスト予想を下回った。繰り延べ支払い賞与の費用計上を加速させた。同行はアフリカ事業の分離と非中核資産の売却が進展していることを示唆した。

  23日の決算発表によると、税引き前損益は3億3000万ポンド(約465億円)の黒字。前年同期は21億ポンドの赤字だった。調整後税引き前利益は2億8400万ポンドで、ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均(6億4600万ポンド)を大きく下回った。

  ジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)は就任後1年目の16年を通じ、投資銀行部門のスピンオフや積極的な縮小を求める案は拒否し、むしろ事業売却やアフリカ部門の分離を急いだ。非中核事業を集めた部門を予定より半年早く閉鎖することと、アフリカ部門分離で同部門経営陣と合意に達したことを23日明らかにした。

  普通株等ティア1比率は12.4%と、第3四半期末の11.6%から上昇。アナリストは11.8%を見込んでいた。

  債券トレーディング収入は33%増の7億6600万ポンド。サンフォード・C・バーンスタインとドイツ銀行のアナリストは約40%増、クレディ・スイス・グループは52%増をそれぞれ予想していた。5大米銀では同収入は計43%増えた。

  株式トレーディング収入は29%増の4億1000万ポンドで、アナリスト予想を上回る伸びを記録した。

  繰り延べ賞与関連の費用は3億9500万ポンド。

  株価はステーリーCEO就任後の新高値まで上昇したものの下げに転じ、一時4.4%安と乱高下。ロンドン時間午後3時51分は3%安の228.05ペンス。

原題:Barclays Profit Misses Estimates on Bonus Deferral Charge (1)(抜粋)
Barclays Profit Misses Estimates as Bank Nears End of Revamp (1)

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