中国の全国社会保障基金(社保基金)がリターン向上を目指し、香港株への投資を始めている。中国の国泰君安証券が明らかにした。社保基金の規模は2780億ドル(約31兆4800億円)。

  国泰君安国際の閻峰会長兼最高経営責任者(CEO)は22日、同社の香港オフィスでのインタビューで、国泰君安証券と同社の香港部門である国泰君安国際が社保基金向けに本土と香港の株式についての投資助言と取引サービスを提供していると話した。

  閻会長は「株式投資は社保基金のポートフォリオ資産を確保するのに寄与するだろう」と述べた上で、国泰君安国際は香港で社保基金のために株式を売買していると説明。取引の詳細には触れなかった。「われわれは一定の株式・債券投資のアドバイスを提供している。この投資を支援するため幾つかのアセットマネジャーが起用された」と話した。

  中国の年金基金が香港株を買い入れるとの観測から、香港の株価指数は今年、大きく上げている。社保基金の理事会に電話と電子メールで問い合わせているが返答はない。

原題:China State Fund’s Broker Says It’s Buying Hong Kong Stocks (1)(抜粋)

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