米資産家ウォーレン・バフェット氏が米航空大手4社の株式を買い増す決定をしたのは、最終的にそのうちの1社を買収する第一歩の可能性がある。モルガン・スタンレーがこうした見方を示した。同氏が鉄道業界で過去に行った投資を根拠に挙げている。

  ラジーブ・ラルワニ氏ら同行アナリストは顧客向けリポートで22日、バフェット氏率いる投資・保険会社の「バークシャー・ハサウェイが航空会社1社を完全買収する可能性があるとみている。特に株価が下落した場合、無視できる話ではない」と指摘した。

  2016年後半に初めて航空株に投資したバークシャーは今や、デルタ航空とユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス、アメリカン・エアラインズ・グループ、サウスウェスト航空の上位株主に名を連ねた。

  バフェット氏は米鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNSF)とユニオン・パシフィック、ノーフォーク・サザンの株式を一部保有していたが、2010年にBNSF株の未保有分77.5%を260億ドル(現在の為替レートで約2兆9500億円)余りで取得し、完全子会社化。その後、競合する他の鉄道会社の株式を売却した。

原題:Buffett History Signals to Morgan Stanley He May Buy Airline (1)(抜粋)

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