商品市場は実需と最近の価格上昇を下支えする在庫縮小を裏付ける確かなデータが示されるまで、「待機状態」が続くとの見通しを、米ゴールドマン・サックス・グループが示した。同行はこうした兆候が4-6月(第2四半期)に表れると予想している。

  ジェフ・カリー氏らゴールドマンのアナリストは22日届いたリポートで、「将来の需要が旺盛で在庫が取り崩されるとの見方を市場が織り込んでいるため、商品全体で市場のポジションは極度にロングの状態だ」と指摘。投資家らはこうした見通しの証拠、あるいは「言い換えれば、『実際の活動を見たい』、つまり、実需と実際に在庫が取り崩された空の倉庫を見たいと考えている」と指摘した。

  ブルームバーグ商品指数によれば、供給が需要を下回ったため、商品市場のリターンは亜鉛や粗糖、北海ブレント原油を中心に過去1年間に15%上昇。ゴールドマンによると、最近の調査データでは、世界の国内総生産(GDP)の伸びは4.4%と、エコノミスト予想の3.6%を上回ることが示唆されており、「こうした安定した活動」が確認されることで、価格が予想を超える水準に押し上げられる可能性がある。
  
原題:Goldman Says Commodities Need Proof of Demand to Rally More (3)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE