22日の欧州債市場ではフランス国債が反発。大統領選挙を控えた同国で、中道・民主運動のバイル議長が大統領候補のマクロン前経済相に共闘を申し入れたことを明らかにした。前日まで3営業日の売りが行き過ぎとの見方も広がった。

  最新世論調査で極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首の支持率が低下したことを手掛かりに上昇していたフランス国債相場は、バイル議長の申し入れに反応し上げ幅を拡大した。オピニオンウェイの最新世論調査によれば、決選投票でのルペン氏の得票率は41%の見込み。前日は42%だった。

  ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、マルクアンリ・トミン氏は、「フランス国債に対する圧力は恐らく強過ぎた。売られ過ぎだった」とし、「前日の値動きと、朝方の相場動向はパニック状態を反映していた」と語った。

  ロンドン時間午後4時8分現在、フランス10年債利回りは前日比6.2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.03%。6日には1.16%まで上昇し、2015年9月以来の高水準に達していた。

  ドイツ国債も上昇。域内で最も安全とされる同国債を求める動きから、2年物利回りは4営業連続で低下し、過去最低を更新した。

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原題:French Bonds Rebound on Bayrou Offer After Whipsawing on Polls(抜粋)
French Fight Back to Erase Losses; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

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