米オバマ前政権の末期に、パイプライン・有害物質安全局(PHMSA)は、パイプラインの保守・点検や修理義務を強化する規則を最終的に策定した。業界は新政権がこれを緩和することを期待している。

  PHMSAは「行き過ぎた」と、 元PHMSA局長でトランプ大統領の政権移行チームのメンバーだったブリガム・マカウン氏は述べた。同氏は「議会は彼らにシボレーを製造するよう指示したのに対して、キャデラックをつくってきた」と付け加えた。

  運輸省の一部門であるPHMSAは、トランプ政権が標的にしているオバマ前大統領の多くの政策の一つに過ぎない。企業側と、安全・環境活動家の対立が当然予想できるが、環境活動家らが特に懸念しているのは規則施行のタイミングだ。全国で新たなパイプラインが稼働すれば、規則が実質的にほごにされる恐れがある。

  トランプ大統領は、トランスカナダが提案したキーストーンXLと、エナジー・トランスファー・パートナーズが開発業者であるダコタ・アクセスの両パイプラインの建設プロジェクトを推進させる大統領令に署名した。

  パイプラインルールは7月に施行される予定だったが、トランプ政権はオバマ政権下で策定されたがまだ施行されていない全ての規制を凍結した。

原題:Trump Eyes Easing Obama Rules for Sprawling Pipeline Network(抜粋)

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