原油市場を下支えしている減産合意を石油輸出国機構(OPEC)が延長できなければ、原油相場は現行水準から約40%安い1バレル=30ドルに向け下落する公算が大きい。ABNアムロ銀行がこう指摘した。

  同行のエネルギー担当シニアエコノミスト、ハンス・ファンクリーフ氏はブルームバーグの「オイル・バイヤーズ・ガイド」とのインタビューで、「このトレンドを継続できなければ、原油相場は2年前の水準に再び下落する可能性がある」と述べ、減産合意が続くかどうかは確かではなく「原油相場は30ドル台前半に容易に戻り得る」と予想した。

  OPECは昨年11月末に減産で合意。その後、OPEC非加盟のロシアなどの産油国もこの減産に参加したが、合意対象期間は今年1-6月(上期)で7月以降については不確かな状況だ。

原題:Oil in Low $30s Seen by ABN Amro Unless OPEC Extends Supply Cuts(抜粋)

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