ウェルズ・ファーゴは個人クレジットカード部門責任者を含む幹部4人を解雇した。不正な営業慣行が複数の支店に拡大し、昨年全国的な不祥事に発展したことを受け、同行の取締役会は内部調査を進めている。

  21日の同行発表によると、解雇されたのはロサンゼルス地域の元責任者で個人クレジットカード事業の統括にあたっていたシェリー・フリーマン氏と、アリゾナ州地域担当責任者のパム・コンボイ氏、元コミュニティーバンキング・リスク担当責任者のクラウディア・ラス・アンダーソン氏、コミュニティーバンキング戦略・イニシアチブ担当責任者のマシュー・ラファエルソン氏の4人。この4人には2016年分の賞与が支給されず、新規ストックオプションの獲得権利や発行済みストックオプションが没収処分となる。

  フリーマン氏はコメントを控えた。残りの3人はコメントを求める取材に応じていない。

  ブルームバーグ・ニュースは昨年11月、個人に対する複数商品の抱き合わせ販売に経営陣が熱を入れる中、昇進を勝ち取ったコミュニティーバンキング担当者の横顔を紹介。この記事にフリーマン、コンボイの両氏の名前は挙がっていた。

  ウェルズ・ファーゴは4人を解雇した直接の理由を具体的に説明していない。4人とも米当局に不正を追及されてはいない。発表文によると、取締役会は幹部4人の解雇を全会一致で決定した。4月予定の年次株主総会までに社内調査を終える見通しだとしている。

原題:Wells Fargo Fires Managers, Denies Bonuses in Account Probe (1)(抜粋)

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