フランス大統領選挙の中道・右派候補、 フィヨン元首相は政策の柱だった医療関連歳出の削減という目標を撤回した。先月浮上した金銭的スキャンダルで失った地歩の挽回を図る。

  フィヨン氏はパリジャン紙とのインタビューで、当選した場合は現行の公的医療保険制度を維持すると約束した。無所属のマクロン前経済相も社会党候補のブノワ・アモン氏も医療保険について語る見込みだ。

  反ユーロを掲げるルペン国民戦線(FN)党首の陣営は、今月3日のパリのルーブル美術館でのナイフ事件がここ2年ほどで200人以上の犠牲者を出した度重なるテロの記憶を呼び覚ました後、勢い付いた。先週全仏に広がった警察の暴虐に対する抗議行動に対してもルペン候補は強硬な姿勢をアピールした。

Francois Fillon
Francois Fillon
Photographer: Marlene Awaad/Bloomberg

 
  オピニオンウェイが毎日実施する世論調査によると、21日の各候補の支持率は以下の通り。

  • ルペン氏:1ポイント低下し26%
  • マクロン氏とフィヨン氏:それぞれ 1ポイント上昇の21%
  • アモン氏と左翼党のジャンリュック・メランショ ン氏:1ポイントずつ低下し、それぞれ15%と11%

原題:Fillon Retreats on French Reform as Socialist Hopes of Pact Fade(抜粋)
Opinionway: Le Pen 1st-Round Support Down; Narrows 2nd-Round Gap

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