反ユーロを掲げる極右政党、国民戦線(FN)の本部にフランス当局が家宅捜索に入った。ルペン党首が内政に関連する業務の支払いに欧州議会の資金を流用したとの疑惑を巡る調査の一環。

  FNは声明の中で、ルペン党首が仏大統領選挙選で「大きく躍進していると世論調査が示している」として、同党は今回の家宅捜索をその「順調な進行を阻むことを唯一の目的としたメディア操作」と位置付けた。

  欧州議会は不適切な支払額が33万6146ユーロ(約4040万円)に上ると推計、ルペン党首にこの資金の返済を命じた。同党首は返済を拒否し、業務は架空のものではないと主張するとともに、この命令を不服として申し立てを行っている。仏検察はEU当局からの報告を受け、独自捜査に着手した。

原題:Le Pen’s Party Says HQ Raided in Parliamentary Aides Case(抜粋)

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