米クリーブランド連銀のメスター総裁は、インフレ圧力が高まる中で、米金融当局が政策金利を引き上げていくことは「心地よい」との考えを示した。

  同総裁は米金融当局が利上げで「後手に回っている」ことはないものの、引き締め策を遅らせればリスクを生むと、シンガポールでの20日の講演後の質疑応答の中で指摘した。

  メスター総裁は「景気がこのままの調子で拡大を続けるなら、現時点でのフェデラルファンド(FF)金利の引き上げは自分にとって心地よい」とコメント。「私の見通しはFF金利を時間をかけて徐々に引き上げていくことを織り込んでいる。私はそれで満足だ」と語った。

  イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長による先週の議会証言が比較的タカ派的な内容だった点や、1月の物価統計が高いの伸びとなったことを受け、投資家の間では3月か5月にも次回の米利上げがあるとの見方が強まった。メスター総裁は、市場参加者と米金融当局は現在、「経済について同じように考えている」と話した。

原題:Fed’s Mester Says She’s ‘Comfortable’ With Rates Moving Higher(抜粋)

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