最高値を更新した米国株はさらに最大4%上昇する可能性がある。ノーベル経済学賞受賞者である米エール大学のロバート・シラー教授が、長期の株価収益率(PER)分析に基づいてこう予想した。

  米投資会社ダブルライン・キャピタルがビバリーヒルズ(カリフォルニア州)で16日主催したフォーラムで、シラー教授は「今は恐らく市場から撤退する時期ではない」と述べた。

  同社がシラー教授の投資手法を使って運用しているファンド、「ダブルライン・シラー・エンハンストCAPEファンド」は、この3年間の年率リターンがプラス16%。ブルームバーグが継続調査する同種ファンドの99%を上回る成績を収めている。運用を担当しているのはジェフリー・シャーマン、ジェフリー・ガンドラック両氏。

  同ファンドはダブルラインの債券戦略とシラー教授が開発した手法を組み合わせ、同教授の景気循環調整後PER(CAPEレシオ)分析に基づき割安に見える銘柄を購入している。CAPEレシオは企業の10年間の平均利益を基にPERを算出する。

  シラー教授は「CAPEは依然として米国株がプラス3、4%の大幅リターンが期待できることを示唆している」と述べた。

原題:Shiller Says U.S. Stocks Can Rise Another 4% With Trump Bump(抜粋)

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