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●日本株続落、円強含みで業績楽観論が後退-輸出や金融、不動産安い

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  東京株式相場は続落。為替市場で円が強含みで推移し、企業業績に対する楽観的な見方が後退した。自動車や電機など輸出株が下げ、米国長期金利の低下も影響し、証券や保険、銀行など金融株も安い。不動産株の下げも目立った。米政権人事の混迷も売り材料の一つ。

  TOPIXの終値は前日比6.53ポイント(0.4%)安の1544.54、日経平均株価は112円91銭(0.6%)安の1万9234円62銭。日経平均は一時174円安の1万9173円と、9日以来の安値を付けた。

  あすかアセットマネジメントの平尾俊裕社長は、「トランプ米大統領のドル高けん制発言への警戒などから為替が動かない状況で、日本株の重し」と指摘。米国の経済堅調や財政政策への期待も「ある程度織り込まれ、次の材料待ち。海外投資家はこれまで買い越してきたため、一度様子見で利食いが出ている」とみていた。

  東証1部33業種は不動産、石油・石炭製品、証券・商品先物取引、鉱業、輸送用機器、保険、電機、銀行など22業種が下落。食料品やゴム製品、サービス、空運など11業種は上昇。東証1部の売買高は20億2929万株、売買代金は2兆122億円。上昇銘柄数は887、下落は963。

  売買代金上位では、株価指数からの根強い除外懸念で東芝が大幅に4日続落、1年ぶり安値を付けた。ファーストリテイリングやダイキン工業、三井不動産、三菱地所も安い。メリルリンチ日本証券が投資判断を下げたヤマトホールディングスも売られた。半面、今期の利益計画が市場予想を上回ったとアナリストが評価したトレンドマイクロは急伸。アサヒグループホールディングスやリクルートホールディングス、キリンホールディングスも高い。

●債券先物は上昇、日銀買いオペ姿勢が支え-利回りにスティープ化圧力

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  債券市場では先物相場が上昇。前日の米国債相場が反発したことや円高進行を背景に買いが先行し、日本銀行の長期国債買い入れオペも支えとなった。半面、40年債などは上値の重い推移となり、利回り曲線にスティープ(傾斜)化圧力が高まる場面もあった。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比8銭高の149円93銭で取引を開始し、149円94銭まで上昇した。午前の日銀オペ通知直後に149円88銭を付けたが、午後は149円95銭まで上昇。結局は6銭高の149円91銭で引けた。

  メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、「日銀は週明け20日や、いざとなれば20年債入札直前の22日に超長期ゾーンの買い入れオペを入れて、明らかに入札を抑えにいくことも考えられる」と指摘。「同入札を無難に通過すれば、投資家が保有債券の平均残存期間を延ばす月末のエクステンションが2月は結構あり、金利は抑えられる」と予想した。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低い0.085%で開始。午後は0.09%で推移した。2年物の373回債利回りは1bp低いマイナス0.25%と、新発として1月以来の低水準を付ける場面があった。

  新発20年物の159回債利回りは0.5bp高い0.705%。一時0.695%まで買われた。一方、40年物の9回債利回りは1.075%と、新発として昨年2月以来の水準まで売られた。

  日銀はこの日午前の金融調節で、残存期間「10年超25年以下」と「25年超」、変動利付債を対象とした長期国債買い入れオペを実施した。買い入れ額は全て前回と同額。超長期ゾーンの応札倍率はともに3倍台と前回10日より上昇したが、落札金利は市場実勢並みとなった。

●ドル・円は小幅上昇、米政権の税制改革や利上げ期待支え-113円前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=113円台前半で推移。トランプ米政権による税制改革案や米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げへの期待を背景に、底堅く推移した。

  午後3時51分現在のドル・円は前日比0.1%高の113円38銭。朝方に付けた113円17銭から113円50銭までドル高・円安に振れた後は、113円台前半でもみ合う展開となった。前日の海外市場では、米金利低下に連れて一時113円09銭と13日以来の水準までドル安・円高が進んでいた。

  ソニーフィナンシャルホールディングス金融市場調査部の石川久美子為替アナリストは、イエレンFRB議長の今週の議会証言で3月利上げの可能性が急速に意識されたが、その後の米金融当局者のコメントからは特にヒントがなく、「急速に引き上げてしまった織り込みをいったん小休止しようかという流れになってしまった」と説明。「そうなるとあとはトランプ米大統領の税制改革案を待つばかりという感じで、米国の3連休前で特にイベントもなく、きょうはこのまま落ち着いた推移になるのではないか」と語った。

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