経済改革の飛躍的進展がないことと無駄な投資が、中国弱気派の主張の裏付けとなっている。北京高華証券の中国担当チーフエコノミスト、宋宇氏はこう指摘し、トランプ米大統領が中国の気付け薬となる可能性があると論じた。

  ブルームバーグ集計のランキングで中国経済について3年連続で最も正確な予測を示している宋氏は、「中国が崩壊するのかと問われたら、ノーと答えるが、こうした弱気派の懸念の真理を構成する要素が大きくなっている」と述べた。北京高華証券は米ゴールドマン・サックス・グループの中国本土の合弁パートナー。

  宋氏はその上で、トランプ大統領がこうした点を突き、中国の経済見通しを暗くする懲罰的関税などの措置を講じた場合、中国の「脆弱(ぜいじゃく)な均衡」にさらなる打撃となるだろうが、それが改革ペースの加速を促す可能性を指摘。「中国はそれに対応する必要がある。常に語られているのは中国は強制されて初めて改革が可能だということだ。いったん改革を望めば、他の多くの国々より容易に改革できる政治体制上の利点が中国にはある」と話した。

原題:Goldman Forecaster Says Trump May Be Reform Catalyst China Needs(抜粋)

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