米電力会社スキャナは16日、財務悪化に苦しむ東芝が原子力発電所建設を完工できない場合、サウスカロライナ州で建設中の原発2基を完成させるため、新たな契約先を探すことになる可能性があることを明らかにした。

  スキャナはまた、東芝の米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が撤退した場合には、自社でVCサマー原発での建設を完了させる方針を採る可能性もあると説明した。スキャナのケビン・マーシュ最高経営責任者(CEO)が16日に投資家との電話会議で明らかにした。スキャナは東芝が現行の契約に基づき、建設プロジェクトの遅延で生じ得る追加コストを負担するとの見通しを示した。

サウスカロライナ州のVCサマー原発
サウスカロライナ州のVCサマー原発
Photographer: Chuck Burton/AP Photo

 東芝はスキャナに対して原発完工を約束したが、最初の原発完工時期は8カ月遅れて2020年4月に、2基目は4カ月遅れの20年12月になると連絡してきたという。マーシュCEOは電話会議で、「東芝側は完工させたいとわれわれに確認した」と述べた。

原題:If Toshiba Can’t Finish U.S. Nuclear Job, Scana May Find Another(抜粋)

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