ティラーソン米国務長官は16日、日韓外相との共同声明で、北朝鮮のミサイル発射は国連安保理決議違反であり、国際社会から一段と強い批判を招くだろうと非難した。同長官はドイツ・ボンで開かれた20カ国・地域(G20)外相会合の場を利用して、北朝鮮の核プログラムなど重要外交問題に関する米国の立場をあらためて示した。

  ティラーソン長官と岸田文雄外相、韓国の尹炳世外相による声明では、北朝鮮による今月12日の弾道ミサイル発射を「最も強い表現」で非難するとともに、北朝鮮の行為は国連安保理決議を甚だしく踏みにじるものだと明記した。

  同声明はまた、「ティラーソン長官は、同盟国である日本と韓国に対する、核と通常戦力のあらゆる種類の防衛能力に裏付けられた拡張的な抑止提供の公約を含む、米国による防衛のコミットメントは依然揺るぎないとあらためて表明した」としている。

  ティラーソン長官は16日、サウジアラビアや英仏など10数カ国の高官と二国間協議を行った。トランプ大統領が米国の同盟国に対する立場の修正とロシアとの関係強化を示唆して動揺が広がったことから、同長官は同盟国の不安解消に努めた。

原題:Tillerson Condemns North Korea Test as U.S. Policies Take Shape(抜粋)

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