16日の米株式市場ではS&P500種株価指数が8営業日ぶりに下落。前日までは米国経済が利上げを乗り切れるとの楽観から「トランプ・トレード」が活況となり、同指数は7営業日続伸していたが、この日はトランプ政権の成長促進策の詳細を待つ中で慎重姿勢が広がった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下落の2347.22。ダウ工業株30種平均は0.1%未満上げて20619.77ドル。

  マーケット・セキュリティーズ(ロンドン)のチーフ欧州ストラテジスト、ステファーヌ・エコロ氏は「昨年11月初め以来、景気循環株は急激に上昇してきたが、現在は単にセクター全体を買うことには消極的で、セクター内で最優良銘柄を選ぶ動きになってきた」と分析した。

  S&P500種の業種別11指数では、エネルギーや金融が安い。一方、公益や電気通信サービス、不動産の指数は上昇した。

  この日午前中には、S&P500種は一時0.4%下げる場面があった。オプション取引に特化したファンドが経済専門局CNBCに対し、ショートポジションを手じまったことを明らかにした。

  売買高は69億株と、この2週間で2番目の高水準だったが、トランプ大統領の記者会見中は取引が減少した。

原題:U.S. Stocks Slip After Seven-Day Rally as Financial Shares Fall(抜粋)
原題:Risk Rally Eases as U.S. Stocks Slip, Bonds Climb: Markets Wrap(抜粋)

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