トランプ米大統領は15日、イスラエルのネタニヤフ首相と首脳会談を行い、同国と将来のパレスチナ国家の「2国家共存」にこだわらない考えを示した。両当事者の交渉を支えてきた歴代の米政権の方針を転換した形だ。

  大統領はネタニヤフ首相との共同記者会見で、中東和平に向けた道筋に関し、1国家と2国家共存の「どちらでもいい。私はしばらくの間、2つのうち2国家の方がたやすそうだと考えてきた。イスラエルとパレスチナが満足なら、双方が最も望むものが好ましい」と語った。

トランプ米大統領とネタ ニヤフ・イスラエル首相
トランプ米大統領とネタ ニヤフ・イスラエル首相
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  トランプ氏は同首相との昼食会や会談に先立つホワイトハウスでの記者会見で、和平協議を直ちにスタートさせると約束した。

  両首脳が打ち解けた関係にあるのは明らかだが、大統領はネタニヤフ首相に対し、イスラエルとパレスチナの「双方が妥協しなければならない」と語り掛けた。大統領はまた、イスラエル政府による占領地への「入植活動をやや自制」するよう要請した。

原題:Trump Drops Two-State Solution as Keystone of Mideast Peace (1)(抜粋)

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