オーストラリアの1月の雇用統計では、フルタイム雇用者数の落ち込みにもかかわらず失業率が予想に反して低下し、まだら模様となっている同国労働市場の状況が浮き彫りになった。

  豪統計局の16日発表によると、1月の失業率は5.7%と、前月の5.8%から低下。エコノミスト予想では5.8%が見込まれていた。

  雇用者数は前月比1万3500人増と、エコノミスト予想(同1万人増)を上回る伸び。フルタイム雇用者数が4万4800人減る一方、パートタイム雇用者数は5万8300人増えた。労働参加率は64.7%から64.6%に低下。エコノミスト予想は64.7%だった。

  豪ドルはシドニー時間午前11時56分(日本時間同9時56分)現在、1豪ドル=0.7716米ドル。統計発表前は0.7723米ドルだった。

  キャピタル・エコノミクスの豪州・ニュージーランド担当チーフエコノミスト、ポール・デールズ氏は「1月の労働市場の統計で、雇用の伸びが最近の勢いを維持していることが明らかになった」と指摘したものの、「増えた雇用者の大半がフルタイムではなくパートタイムという、今やおなじみの問題が再び顕在化した」と述べた。

原題:Aussie Unemployment Rate Falls Despite Full-Time Jobs Plunge (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE