15日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が小反落。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、先週の米原油在庫が予想以上に増加し、統計上さかのぼれる1982年以来の最高に達したことが明らかになった。石油輸出国機構(OPEC)による減産効果が薄れるとの懸念がある。

  トータス・キャピタル・アドバイザーズ(カンザス州リーウッド)で石油関連資産171億ドルの運用に携わるマット・サリー氏は電話取材に対し、「米国の原油在庫はあと4週間増加を続け、それから減少に入ると予想される」と話す。「3月中旬になればOPEC減産を実感できるようになり、製油所での精製活動も持ち直すため、在庫水準は下がり始めるだろう」と説明した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比9セント(0.17%)安い1バレル=53.11ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は22セント下げて55.75ドル。

原題:Oil Closes Near $53 as Record U.S. Supply Counters OPEC Cuts(抜粋)

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