シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスは10-12月(第4四半期)に、電子商取引で中国最大のアリババ・グループ・ホールディングの持ち分を7-9月に続いて引き下げた。一方で、米石油ガス会社アンテロ・リソーシズの株主となった。

  米証券取引委員会(SEC)への14日の届け出によれば、テマセクはアリババの米国預託証券(ADR)を410万ADR売却し、12月末時点の保有を3550万ADRとした。アリババはテマセクが保有する米国株の25%を占め、この割合は全保有銘柄の中で2位。

  ブルームバーグの集計データによると、テマセク保有の米銘柄1位は総合通信ネットワークのレベルスリー・コミュニケーションズ。同業の米センチュリーリンクは昨年10月31日、レベルスリーを現金と株式の計約340億ドル(約3兆8900億円)で買収することで合意した。

  テマセクは第4四半期にアンテロ株980万株を購入。このほか、米クレジットカード会社ビザ150万株、化学メーカーの米PPGインダストリーズ170万株も取得。中国の物流会社で業務の大半をアリババから請け負う中通快逓のADRを1220万ADR買っていたことも明らかになった。

原題:Temasek Cuts Alibaba Stake, Buys Shares of Antero Resources (1)(抜粋)

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