イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長は、米金融当局が国際的な銀行ルールの策定に参加することで、国内の金融安定や米企業の競争力促進につながる基準づくりを後押しすることができるとの見解を示した。

  イエレン氏は下院金融委員会のマクヘンリー副委員長(共和、ノースカロライナ州)に宛てた書簡で、「外国の中央銀行と情報交換するわれわれの長年の権限と責任を行使するにあたり、金融当局は力強く安定した米経済と金融システムの確保に米政府全体が建設的に取り組む必要があるといった目標を共有している」と説明した。10日付の書簡をブルームバーグが入手した。

  マクヘンリー副委員長はイエレン議長宛ての1月31日付の書簡で、大統領に就任したトランプ氏が自前の人材を配置する機会を持てるようになる前の段階で、FRBが金融業界の監督で海外金融当局と連携するため、国際的な協議を行っていることは「受け入れ難い」と伝えた。共和党内では、国際的な協議の場を「秘密主義的な組織」だとして批判する声が強い。

原題:Yellen Deflects Critique Over Fed Role in Global Rules Talks (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE