米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の昨年10-12月(第4四半期)決算では純損益が赤字となった。ピーター・ハンコック最高経営責任者(CEO)の利益率改善の取り組みが難航する中、予想を上回る保険請求コストが響いた。赤字は過去6四半期で4度目。

  14日の発表資料によれば、純損益は30億4000万ドル(約3470億円、1株当たり2.96ドル)の赤字と、前年同期の18億4000万ドル(同1.50ドル)から赤字幅が拡大した。一部投資損益を除いたベースの営業損益は1株当たり2.72ドルの赤字。ブルームバーグがまとめたアナリスト18人の予想の平均は0.42ドルの黒字だった。

  AIGは自社株買い計画を35億ドル増やし47億ドルにすると発表。同社は昨年に約110億ドル相当、今年これまでに12億ドル相当の株を買い戻していた。

  決算は米株式市場の通常取引終了後に発表された。AIGの株価は時間外取引で下落。ニューヨーク時間午後4時21分(日本時間15日午前6時21分)現在、1.3%安の66ドルで取引されている。年初からこの日の通常取引終了時までは2.4%上昇していた。

原題:AIG Posts $3.04 Billion Loss, Adding to CEO Hancock’s Woes (1)(抜粋)

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