14日の米株式相場は上昇。朝方下げていたが反転した。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長がこの日の議会証言で、個人消費や家計の所得・資産の増加が経済成長を支えており、それが利上げを正当化する可能性があるとの認識を示したことが背景。主要指数は過去最高値を更新した。

  ゴールドマン・サックス・グループは終値ベースで最高値となった。イエレン議長は利上げを長く待ち過ぎた場合、金融市場を混乱させる恐れがあると指摘した。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%高の2337.58。これで6営業日続伸と、昨年12月9日以降で最長の連続高。ダウ工業株30種平均は0.5%上昇し20504.41ドル。ナスダック総合指数は0.3%上げた。

  イエレン議長は上院銀行委員会の公聴会で、「緩和解除を長く待ち過ぎるのは賢明ではない。待ち過ぎればFOMCは最終的に急速なペースでの利上げを迫られる可能性があり、金融市場を混乱させ経済をリセッション(景気後退)に追いやるリスクが生じる恐れがある」と指摘した。

  議長証言を受けて、市場での3月利上げの確率は34%に上昇。先物市場では年内3回の利上げの確率はなお50%未満だが、トランプ大統領の成長促進に向けた政策で金融当局の利上げペースが速まる可能性はある。

  S&P500種の業種別11指数では金融株の指数が1.2%上昇。一方で不動産や公益、電気通信サービスの指数は下げた。

  朝方発表された1月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇、前月の0.2%上昇から伸びが加速した。

原題:U.S. Stocks Advance With Banks as Yellen Eyes More Rate Hikes(抜粋)
原題:Yellen Economy Optimism Boosts Stocks, Bonds Slump: Markets Wrap(抜粋)

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