14日の香港株式市場で、中国本土銘柄で構成するハンセン中国企業(H株)指数はほぼ変わらず。テクニカル指標が最近の株高は行き過ぎであることを示唆したほか、1月の中国インフレ率が市場予想を上回り、中国人民銀行(中央銀行)による金融政策の引き締め懸念が高まったことから、前日までの勢いが鈍った。

  H株指数は10254.44で終了。前日から下げたものの、下落率は0.1%未満。前日まで6営業日続伸だった。医薬品販売のシノファーム・グループ(国薬、1099 HK)が2.8%下げたほか、石油関連銘柄も安い。一方、中国交通建設(1800 HK)は1.6%上げ、2015年11月以来の高値を付けた。

  H株は年初来で約9%上昇。KGIアジアのエグゼクティブディレクター、ベン・クウォン氏(香港在勤)は「市場はすでに買われ過ぎとなっている」と指摘。中国の消費者物価指数(CPI)が予想を超える上昇となり、人民銀が金融緩和を避ける根拠が増える」と述べた。

  ハンセン指数もほぼ変わらずで、昨年10月以来の高値付近で引けた。本土市場では上海総合指数もほぼ横ばいで終了。

原題:China H-Share Rally Falters as Inflation Fuels Liquidity Concern(抜粋)

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