スイスの農薬・種子メーカー、シンジェンタは13日、中国化工集団(ケムチャイナ)による430億ドル(約4兆9000億円)規模の同社買収をめぐり、米当局が反トラスト(独占禁止法)審査でさらに時間を要すると伝えてきたことを明らかにした。当局の審査が長引き、1-6月(上期)に身売りを完了する目標がずれ込むことは見込んでいないとも説明した。

  シンジェンタの広報担当者ポール・マインハート氏は、米連邦取引委員会(FTC)が審査完了に向けてケムチャイナと同社から追加情報を求めているとした上で、「事態は非常に順調に進んでおり、当社は今回の延長で遅れが生じるとは予想していない」と述べた。

  マインハート氏は欧州連合(EU)の欧州委員会の判断期限である4月12日までに米当局の承認を得られる可能性が依然あると話した。シンジェンタとケムチャイナは、両社の合併で競争が損なわれる恐れがあるとの懸念を払拭(ふっしょく)するため是正案を提示したとも説明。これについて具体的な内容には触れなかった。

原題:Syngenta Says U.S. Extends Antitrust Review of ChemChina Deal(抜粋)

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