英国のデービス欧州連合(EU)離脱担当相は、才能あるバンカーが就労目的で移住してくることを離脱後も歓迎すると述べた。また、移民規制強化には「長い時間」がかかるとの認識も明らかにした。

  フィンランドを訪問した同相は、海外の熟練労働者の供給を断つことは英国の国益にならないとして、米国のトランプ政権の移民規制の動きに英政府が追随しない姿勢を示した。

  同相は13日にヘルシンキで記者団に対し、「わが国の経済は明敏で有能な人々を国内の大学に、賢明な金融関係者をシティー(ロンドンの金融街)に引き寄せることで成り立っている」と発言。「われわれはゆっくりと政策変更を進める。長い時間がかかるだろう。急激な変更とはならない」と述べた。

  メイ英首相が移民受け入れを制限しようとする中、企業の間には高いスキルを備えた必要な人材の採用に苦労するとの懸念がある。デービスEU離脱担当相は、英在住のEU市民が退去を求められないことを今後の英EU貿易協定で保証するのを望むとしたほか、熟練技術を持つ移民の主要産業への受け入れを続けると表明した。

原題:London Still Needs Clever Financiers Post-Brexit, Davis Says (1)(抜粋)

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