米上院本会議は13日、スティーブン・ムニューチン氏の財務長官就任を承認した。ムニューチン氏はトランプ政権のドル政策を発信し、経済の優先課題を推進する役割を担うことになる。

  採決は賛成53、反対47。同氏は米ゴールドマン・サックス・グループ出身。野党・民主党から賛成に回ったのは1人だけだった。

  たびたび延期された上院採決がようやく実施され就任が承認されたことでムニューチン財務長官は今後、金融規制の大幅緩和や大規模減税といったトランプ政権の最優先課題を速やかに推し進める見通し。3月には連邦債務上限の適用停止措置の失効や、ドイツで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が予定されており、長官は直ちに準備作業に入ることになる。
  
  トランプ政権は多額の貿易黒字を抱える国に対してより均衡の取れたアプローチを求めており、米大統領が例えば中国などと経済問題で対立姿勢を取り始めた場合、ムニューチン氏が主動的役割を果たすことになる。
 
  米国が長年掲げるドル政策に関しては、ムニューチン氏は既に上院で、強いドルは長期的に重要だが現時点で「とても、とても強い」との認識を示している。  

原題:Mnuchin Secures Senate Confirmation as Treasury Secretary (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE