米国が欧州連合(EU)と「武器なき戦争」に突入するのが最悪のシナリオだとドイツのウォルフガング・イッシンガー元駐米大使は指摘する。同氏はトランプ米大統領のこれまでの発言を踏まえれば、こうしたリスクは軽視できないとしている。

  イッシンガー氏は13日、「英国のEU離脱を素晴らしいとし、他国もそれに追随するのが良いことだとみるトランプ大統領の述べたことを、それほど考え抜きもせずに実行に移す検討が米政府で定着し広がっていけば、われわれにとって起こり得る最悪の事態になるだろう」とベルリンで述べた。

  同氏はただ、ここ1週間に「多少の理性的な展開」があったとも語り、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と初の電話会談を行い、米国の歴代政権が尊重してきた「一つの中国」政策を踏襲することを同大統領が確認したことに触れた。

原題:‘War Without Weapons’ Between Trump and EU Cannot Be Discounted(抜粋)

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