イラクの原油輸出が3月に7カ月ぶりの低水準に落ち込む見通しだ。大規模油田の一部でメンテナンスが続いていることに加え季節的に輸出が減少するためで、原油供給を制限する石油輸出国機構(OPEC)合意の順守につながる可能性がある。

  ブルームバーグが入手した積載プログラムによると、OPEC2位の産油国であるイラクの3月の原油輸出は日量301万バレルと、2月の同364万バレルから減少すると予想される。3月の推計は昨年8月以来の低水準で、2月の推計は2015年10月以来の高水準となる予定。

  輸出の減少はイラクによるOPEC合意の順守につながる可能性があるものの、減少が政府主導の供給削減をどの程度反映しているかを判断するのは困難になる。一部の主要油田では3月に入ってもメンテナンスが続き、生産が制限される見込み。3月に計画されていた輸出は少なくとも12年以降毎年、輸出ターミナルでの荒天により2月と比べて減少している。

原題:Iraq’s Oil Flow to Plunge as Maintenance Helps Meet OPEC Pledge(抜粋)

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