トヨタ自動車の上級幹部は、米国の各州による独自の自動運転車規制を阻止するよう連邦政府に要請する。米国内で一貫性のない規制が乱立して自動運転車産業を脅かす恐れがあると指摘している。

  トヨタ・リサーチ・インスティチュートのギル・プラット最高経営責任者(CEO)は14日に下院小委員会の公聴会で証言するため準備したテキストで、「各州による自動運転技術の車両性能に関する規制の動きが法令や規則によって明確で絶対的に禁止されれば、州法が乱立する状況の発生を停止ないし防止することになる」と述べた。

  トヨタの他、自動運転車を開発するゼネラル・モーターズ(GM)やボルボ、自動車の相乗りサービスを提供する米リフトの幹部らは、自動運転車に関する一貫性のない規制の乱立は開発作業を妨げるとして、議会に対策を講じるよう求める計画だ。

  ボルボの政府問題担当バイスプレジデント、アンデシュ・カールベリ氏は準備した証言原稿で、過去2カ月だけでも20州で48の関連法案が提出されたと指摘。州に関連法・規制の取り組みを自粛させる「明確な要請」を米道路交通安全局(NHTSA)は昨年9月に公表した政策に追加すべきだと主張した。

原題:Toyota to Urge Moratorium on State Self-Driving Car Regulations(抜粋)

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