13日の米国債相場は3営業日続落。米政権による成長重視政策への期待が復活したのを反映し、米株式相場が過去最高値を更新した。

  ニューヨーク時間午後5時過ぎ、10年債利回りは2.9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇の2.44%。

  今週の米市場の関心は14ー15日に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に集中している。同議長の発言で、現在は確率30%程度となっている市場の3月利上げ織り込み具合が、50%に向かうとの期待が広がり、利回り曲線のフラット化につながっている。

  イエレン議長からタカ派的な発言が出てくるリスクや、トランプ政権の政策で利回りに上方向の圧力がかかるとの基本シナリオがある一方で、欧州、特にフランスの大統領選挙で反ユーロ的な結果がもたらされるリスクや不透明感のため、米国債への売りは限定されるとストラテジストらは分析している。

  シャイアム・ラジャン氏を含むBofAメリルのストラテジストらは、10年債利回りが年央までに3%に達すると引き続き予想するものの、2.35ー2.5%という最近のトレーディングレンジはその見方にテクニカル的にリスクが生じていることを示唆していると分析。今週のイエレン議長の証言は、市場が織り込む3月利上げの確率を半々に高める可能性もあると続けた。

  今週は16日に30年物インフレ連動債(70億ドル)の入札が予定されている。

原題:Treasuries Fall Amid Drop in Haven Demand, Yellen Testimony Risk(抜粋)
RESEARCH ROUNDUP: Bearish UST Calls Fade as Euro Risk Rises (抜粋)

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