欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は最新の経済見通しで、英国のEU離脱選択が今年の同国景気に与える影響は先の見積もりよりも緩やかとなるとの見解を示した。

  欧州委は13日、2017年の英経済成長率見通しを1.5%と、昨年11月に示した1%から上方修正した。18年については1.2%で据え置いた。

  イングランド銀行(英中央銀行)も今月、成長率見通しを引き上げた。政策金利は過去最低で据え置いた。英中銀と欧州委はいずれも、消費支出の軟化とインフレ加速によって今年の英景気が減速するとみている。欧州委は英インフレ率が今年2.5%と、昨年の0.7%から加速すると予想した。

  欧州委は報告書で、「英国が2016年6月23日の国民投票でEU離脱を選択したことの景気への影響はまだ顕在化していない」とした上で、「最近の景気の勢いは1-3月(第1四半期)も総じて続く」が、「その後顕著に弱まる」との見通しを示した。

原題:Brexit’s Hit to Growth Will Be Milder Than Expected, EU Says(抜粋)

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