トランプ米大統領の親族、クシュナー家が米大リーグのマーリンズの買収に向け交渉している。交渉は非公開だとして関係者が匿名を条件に明らかにした。マーリンズにはイチロー外野手らが所属する。

  マーリンズのスポークスマンに電話と電子メールでコメントを求めたが返答はなかった。球団の代理人を務めるウェイン・カッツ弁護士はコメントを控えた。

  トランプ大統領の娘イバンカさんの夫で大統領上級顧問のジャレッド・クシュナー氏の父親チャールズ・クシュナー氏は1985年、クシュナー・カンパニーズを設立。ニューヨーク市マンハッタンの不動産を中心に事業をしている同社の広報担当者もコメントを控えた。

  チャールズ氏は証人買収や脱税などの罪で2005年に有罪判決を受けており、この前科で大リーグ球団の主要株主には認められない可能性がある。また、ジャレッド氏は大統領顧問というその立場上、マーリンズ買収は難しいとみられる。チャールズ氏の別の息子、ジョシュア氏はプライベートエクイティ(未公開株)投資会社を運営している。

  米大リーグは「メジャーリーグ規定では、球団売却の可能性に関するいかなる話し合いもコミッショナー事務局に報告されなければならない」とした上で、「コミッショナー事務局はチャールズ・クシュナー氏を巻き込む話し合いについて、直接および間接的に一切聞いていない」とするコメントを発表した。

原題:Trump’s In-Laws Said to Bid for Baseball’s Miami’s Marlins (1)(抜粋)

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