米ゴールドマン・サックス・グループのバンカー、ジム・ドノバン氏はトランプ米政権の財務副長官の候補に挙がっている。だが、同政権の重要ポストに指名されたゴールドマン出身者が多過ぎるという批判に配慮して、国内金融担当などの財務次官ポストに起用が引き下げられる可能性があると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

  トランプ大統領は財務長官にゴールドマン出身のスティーブン・ムニューチン氏を指名。そのほか、国家経済会議(NEC)委員長にゲーリー・コーン前ゴールドマン社長、首席戦略官にスティーブン・バノン氏、大統領補佐官兼上級顧問(経済イニシアチブ担当)にディナ・パウエル氏をそれぞれ起用した。バノン、パウエル両氏もゴールドマン出身。

  トランプ氏は選挙戦中、米大手銀をしばしば批判していた。現在、ホワイトハウスはゴールドマン出身者の重要ポストが多過ぎるのではないかとの批判に敏感になっているもようで、残るポストの人選でこの問題を考慮に入れている。

  ドノバン氏は1993年からゴールドマンに勤務しており、直近ではマネジングディレクター。ムニューチン氏とも在籍期間が一部重なる。

  ゴールドマンの広報担当、アンドルー・ウィリアムズ氏は今回の動きや、トランプ政権に加わった同社出身者についてのコメントを控えた。

原題:Trump Team Leery of Having Too Many ‘Goldman Guys’ in Top Posts(抜粋)

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